目次
結論:Google口コミの返信方法は、オーナー確認さえ済めば数分で終わる
- Google口コミへの返信は、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認が終わっていれば、パソコンでもスマホでもできる
- 返信ボタンが出ないときは、ほぼオーナー確認が未完了か、別のアカウントでログインしているかのどちらか
- 返信文は「感謝 → 具体的な言及 → 次の来店」の3つで組み立てる。テンプレートの丸写しは読まれない
- 1件ずつ書く時間がないなら、AIに店の情報を渡して下書きさせるのがいちばん早い(プロンプトは記事内に掲載)
Google口コミへの返信は、投稿した本人だけでなく、これから店を選ぶ人が読んでいます。星評価の数字より、悪い口コミにどう応じているかを見て判断する人は少なくありません。
この記事では、Google口コミの返信方法を手順で示したうえで、返信できないときの対処、そのまま使える例文、AIに書かせる方法までまとめます。
Google口コミの返信方法(パソコン)
前提として、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認が完了している必要があります。確認が済んでいないと返信欄そのものが出ません。
手順
- オーナー確認に使ったGoogleアカウントでログインする
- Google検索で自分の店名を検索する(管理者としてログインしていれば、検索結果の上部に管理メニューが出ます)
- メニューから「クチコミ」を開く
- 返信したい口コミの下にある「返信」をクリックする
- 返信文を入力して「返信を投稿」をクリックする
投稿した返信はすぐには反映されないことがあります。数分から数時間で表示されるのが通常です。
返信を書き直したいとき
投稿後の返信は編集できます。同じ画面で該当の返信の「編集」から書き換えてください。削除も同じ場所からできます。
返信は書き直せるので、悪い口コミへの返信を勢いで投稿してしまった場合も、落ち着いてから直せます。ただし、返信を読んだ人の印象までは戻せません。感情的な文面はそもそも投稿しないのが安全です。
Google口コミの返信方法(スマホ)
外出が多く、パソコンを開く時間がない場合はスマホからも返信できます。
手順
- Googleマップアプリを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップする
- 「ビジネスプロフィール」を選び、該当する店舗を開く
- 「クチコミ」を開き、返信したい口コミの「返信」をタップする
- 返信文を入力して送信する
スマホで長文をコピペしようとして貼り付けられない、という相談をよく受けます。iPhoneでコピー元のアプリを切り替えた直後などに起きやすい現象です。うまくいかないときは、一度アプリを完全に閉じてから開き直すと解決することが多いです。それでも直らなければ、パソコンから投稿してください。
返信ボタンがない・返信できないときの原因と対処
手順どおりに進めても返信できない場合、原因はだいたい次のどれかです。
①オーナー確認が終わっていない
いちばん多い原因です。Googleビジネスプロフィールは、オーナー確認をした人だけが編集・返信できます。ハガキや電話での確認を途中でやめている場合、口コミは表示されても返信欄は出ません。
管理画面に「オーナー確認を行う」という表示が残っていないか確認してください。
②別のGoogleアカウントでログインしている
パソコンに複数のGoogleアカウントでログインしていると、権限のないアカウント側で開いてしまっていることがあります。アカウントを切り替えて開き直してください。
③権限が「オーナー」でも「管理者」でもない
スタッフのアカウントを追加している場合、権限の種類によって返信できないことがあります。オーナー側で権限を確認してください。
④口コミ自体が削除・非表示になっている
返信しようとしていた口コミが消えたという場合、投稿者が自分で削除したか、Googleがポリシー違反と判断して非表示にした可能性があります。この場合は返信のしようがありません。
なお、投稿直後の口コミがすぐに表示されないことは珍しくありません。Googleの自動判定を通過するまで時間がかかるためで、数日待つと出てくることがあります。
⑤一時的な不具合
上のどれにも当てはまらない場合、Google側の不具合の可能性があります。時間をおいて試す、別の端末やブラウザで試すの順で切り分けてください。
返信の書き方で外せない5つのこと
返信文は、次の5点を押さえれば形になります。
- 来店と投稿への感謝から始める — 定型でかまいません
- 口コミの中身に具体的に触れる — 「〇〇をお選びいただき」のように、書かれた内容を1つ拾う
- 店の言葉で書く — 敬語であればよく、硬すぎる文章は逆に距離を感じさせます
- 次の来店につながる一言を添える — 新メニューや季節の案内など
- 個人情報に触れない — 来店日や施術内容を返信に書くと、投稿者が特定される場合があります
すべての返信を同じテンプレートで返すのは避けてください。一覧で並んだときに同じ文面が続いていると、読んだ人はすぐ気づきます。返信していないより印象が悪くなることさえあります。
良い口コミへの返信例文
そのまま使えるように、状況別に用意しました。〇〇の部分だけ書き換えてください。
高評価をもらったとき
この度はご来店いただき、また嬉しいお言葉をありがとうございます。〇〇にご満足いただけたようで、スタッフ一同とても励みになりました。またお近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
スタッフを褒めてもらったとき
ありがとうございます。〇〇の対応にそう言っていただけて、本人にも伝えたところ大変喜んでおりました。これからも安心してお過ごしいただける対応を心がけてまいります。
リピーターの方から
いつもご利用いただきありがとうございます。〇〇を気に入っていただけているようで嬉しく思います。次回もお待ちしております。
悪い口コミへの返信例文
悪い口コミこそ、これから来る人が読んでいます。言い返さず、事実を確認し、改善を書くのが基本です。
待ち時間・混雑について
この度はお待たせしてしまい、申し訳ございませんでした。混み合う時間帯の人員配置を見直しております。次回は快適にご利用いただけるよう努めてまいります。貴重なご意見をありがとうございました。
接客について
不快な思いをさせてしまい、申し訳ございませんでした。いただいた内容はスタッフ全員で共有し、対応を改めております。改善の機会をいただけましたこと、感謝申し上げます。
事実と違う内容が書かれているとき
ご意見をいただきありがとうございます。ご指摘の点について確認いたしましたが、当店の記録と異なる部分がございました。お手数ですが、お店まで直接ご連絡いただけますと幸いです。
反論したくなっても、口コミ欄で議論しないでください。事実確認が必要なら、続きは店に連絡してもらう形に誘導するのが最も安全です。
状況別・業種別の例文はこの3つでは足りないと思います。悪い口コミへの返信例文12選に、飲食店・美容室・整骨院などの業種別も含めてまとめました。
美容室・ネイル・エステなどサロン向けの文面はサロンの口コミ返信例文14選にまとめています。
AIに自店用の返信文を書かせるプロンプト
ここまでの例文をそのまま使うと、どうしても他店と似た文面になります。自分の店の言葉で、1件ずつ違う返信を書くのがいちばん効くのですが、毎日となると時間が持ちません。
そこで、AI(ChatGPTやGeminiなど)に下書きを書かせます。次の文をコピーして、〇〇を埋めて使ってください。
あなたは店舗の口コミ返信を担当するスタッフです。
以下の条件で、Google口コミへの返信文を3案作ってください。
【店の情報】
・業種:〇〇
・店名:〇〇
・雰囲気:〇〇(例:家族連れが多い、落ち着いた大人向け)
・こだわり:〇〇
【返信する口コミ】
「〇〇(口コミの本文をそのまま貼る)」
【条件】
・150文字前後
・感謝 → 口コミの中身に具体的に触れる → 次の来店を促す、の順
・敬語だが硬すぎない、店主本人が書いたような文体
・来店日や施術内容など、投稿者が特定される情報は書かない
・3案はそれぞれ違う書き出しにする
そのまま投稿せず、必ず自分で手を入れてください。AIは店の空気を知りません。3案から良い部分を拾って、自分の言葉に直すのがいちばん早く、質も安定します。
毎回この内容を入力するのが手間なら、GPTsやGemで自店専用の返信AIを作ってしまえば、あとは口コミを貼るだけになります。手順は口コミ返信をAIで自動化する方法にまとめました。
悪質な口コミは削除申請できる
すべての口コミに返信すべきかというと、そうではありません。Googleのポリシーに違反している口コミは、削除を申請できます。
対象になりやすいのは次のようなものです。
- 来店していない人による投稿
- 同一人物による繰り返しの投稿
- 個人への誹謗中傷、差別的な表現
- 店と関係のない内容、宣伝
申請は管理画面の該当口コミのメニューから行います。ただし、申請が必ず通るわけではありません。「思っていたサービスと違った」といった主観的な低評価は、ポリシー違反にはあたらないため削除されません。
削除されない前提で、きちんと返信して他の読み手の判断材料にする方が現実的です。
返信のNG対応
最後に、やってしまいがちな対応をまとめます。
- 返信しない — 悪い口コミだけ無視すると、その状態が並んで見えます
- 感情的に反論する — 投稿者との勝ち負けではなく、読んでいる人の印象がすべてです
- 全部同じテンプレート — 手を抜いていることが伝わります
- 謝罪だけで終わる — 何をどう改善したかまで書いて、はじめて次の来店につながります
- 口コミを依頼する見返りに割引を渡す — Googleのポリシー違反です。アカウントに影響が出る可能性があります
まとめ
Google口コミの返信について、この記事で扱った内容をまとめます。
- 返信はGoogleビジネスプロフィールのオーナー確認が終わっていればすぐできる。パソコンからでもスマホからでも同じ
- 返信ボタンが出ない原因のほとんどは、オーナー確認の未完了かアカウントの取り違え。この2つを先に確認する
- 返信文は「感謝 → 口コミの中身に触れる → 次の来店」の3つで組む。全部を同じテンプレートで返すと、かえって印象が悪くなる
- ポリシー違反の口コミは削除申請できるが、主観的な低評価は消えない。返信して他の読み手の判断材料にするほうが現実的
- 1件ずつ書く時間が取れないなら、AIに店の情報を渡して下書きさせる。そのまま投稿せず、必ず自分の言葉に直す
口コミへの返信は、1件あたりは5分の作業です。それでも続かないのは、毎日発生するのに、後回しにしても誰にも怒られないからです。溜まった頃には、返信のない口コミが並んだ状態が新規のお客様に見られています。
まずは直近の10件だけ返信してみてください。この記事のプロンプトを使えば、下書きは数分で出てきます。そこから自分の言葉に直す作業に集中したほうが、書き出しで悩むより早く終わります。
